日本DNA多型学会 第23回学術集会

公開シンポジウム

「ラテンアメリカの成り立ち---文化から最新ゲノム科学まで---」



開催趣旨

 現世人類は,アフリカを出てから約10万年の歳月を経て南米に達するまでに,ゲノムを変化させながらそれぞれ独自の文化を作り上げてきました。昨年の学術集会では,北日本を中心とした日本人の先人たちに視点を向け公開シンポジウムが開催されましたが,今年は遠く地球の反対側のラテンアメリカの人々に焦点を当て,新大陸発見以降急激に変化したラテンアメリカの文化や人々のゲノム情報が,どのように保存され・変化してきたか,考古学・人類学,そしてDNA多型を基盤とした最新のゲノム科学から,その一端を垣間見ていただければと願い,このシンポジウムの開催を企画いたしました。

日本DNA多型学会第23回学術集会 公開シンポジウム


   ラテンアメリカの成り立ち ---文化から最新ゲノム科学まで---

 

日時: 2014年11月26日(水)13:00~17:00

会場: 愛知県産業労働センター ウインクあいち
    名古屋市中村区名駅四丁目4-38

  メソアメリカ(中米)文明の成り立ち
 伊藤 伸幸(名古屋大学大学院文学研究科)
  アンデス先住民族の生業と文化 --- リャマ・アルパカ牧民を中心に
 稲村 哲也(放送大学)
  アンデス文明の誕生と神殿建設
 関  雄二(国立民族学博物館研究戦略センター)
  DNAで解明するインカ帝国の起源
 篠田 謙一(国立科学博物館人類研究部)
  Y染色体から見た南米先住民
 山本 敏充(名古屋大学大学院医学系研究科)
  南米先住民のゲノムDNA多型解析
 斎藤 成也(国立遺伝学研究所集団遺伝研究部門)

 

連絡先: 日本DNA多型学会第23回学術集会事務局
〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
名古屋市立大学大学院医学研究科法医学分野内
Phone: 052-853-8181  Fax: 052-842-7701
E-mail: takei14@med.nagoya-cu.ac.jp


公開シンポジウム ポスター
(PDFファイル
 

     
公開シンポジウムのポスターを作成いたしました
多くの方にご参加いただけるよう
ファイルをダウンロードして印刷し、
掲示していただければ幸いです。 
C)日本DNA多型学会 2014