日本DNA多型学会の第19回学術集会を、2010年11月18日(木)と19日(金)の両日にわたって、三島市民文化会館で開催させていただくことになりました。今回は学術集会の直後の11月19日(金)〜20日(土)に、久留米大学医学部の神田芳郎教授のお世話により、国立遺伝学研究所講堂にて「個人ゲノム時代におけるヒトゲノムDNA多型研究」というテーマで、シンポジウムを開催することになりました。本シンポジウムは国立遺伝学研究所の共同研究集会の一環でもあります。
また学術集会におきましては、GBIF (Global Biodiversity Information Facility)の日本ポータルサイトを運営されている菅原秀典先生(国立遺伝学研究所特任教授)に招待講演をお願いしました。さらに、一般講演あるいは懇親会などを通して、活発な討論を期待しております。
三島は三島大社を核として奈良時代以前から連綿と続いている地域です。平安時代には伊豆に流されていた源頼朝が参拝をして必勝祈願をしました。江戸時代には東海道五三次のひとつとして栄えました。東海道新幹線の駅がありますので、交通の便がよく、また会場となる三島市民文化会館は、三島駅南口を出て徒歩三分程度のところにあります。伊豆箱根富士山の観光の出発点として、修善寺までの伊豆箱根鉄道などが整備されております。近隣には多数の温泉がありますので、学術集会の前後に足を伸ばしていただけるかと思います。
シンポジウムの会場となる国立遺伝学研究所は、昨年設立60周年を迎えました。数年前に、国立大学の法人化と時を同じくして大学共同利用機関法人「情報・システム研究機構」の一員となりましたが、研究所のたたずまいは以前と変わらず、比較的広い敷地におよそ600名が遺伝学の研究をしています。シンポジウムにお越しの際に、国立遺伝学研究所内を見学していただければ幸いです。。
会員、非会員を問わず、多くの方が参加していただけることを心よりお待ち申し上げております。。
日本DNA多型学会第19回学術集会 実行委員会 委員
大澤資樹(東海大学医学部)
神田芳郎(久留米大学医学部)
北野誉 (茨城大学工学部)
斎藤成也(国立遺伝学研究所){委員長}
隅山健太(国立遺伝学研究所)
山本敏充(名古屋大学医学部){副委員長}