日本DNA多型学会第18回学術集会を平成21年11月19日、20日の両日に亘って久留米大学医学部筑水会館で開催させていただくことになりました。今回は学術集会に先立ち18日に、水口学会長、小林、柳本両先生を始め諸先生方のご尽力により、環境をテーマとしたシンポジウムを開催していただく運びとなりました。また学術集会におきましては、我々とは分野の異なる形態学および生理学でご活躍の2人の先生に招待講演をお願いしました。さらに一般講演、あるいは懇親会を通して、活発な討論や共同研究の進展を期待しております。
久留米は豚骨ラーメン発祥の地であり、また焼き鳥屋の件数(鳥だけではなく牛や豚の串焼きも九州では焼き鳥と称します)も人口当たりでは日本一の街です。また酒蔵も多く九州でも有数の地酒が堪能できる場所でもあります。是非、学術集会で疲れた頭と体を、久留米のB級グルメ(もちろんB級ばかりではありませんが)や地酒をご賞味になり、癒していただければと思います。
また久留米は画家である青木繁や坂本繁二郎の生誕の地であり、作品はブリヂストン美術館に展示されていますので是非美術館にも足をお運びください。さらに久留米は商人の町でもあり、懇親会では、商人の町にふさわしい「そろばん踊り」を観光コンベンションセンターのご厚意によりご披露いただける予定です。毎年8月に開催される「久留米水の祭典」では1万人のそろばん踊りがお祭りを盛り上げております。私自身、久留米に着任して19年になりますが、実は一度も見たことがないので大変楽しみにしております。
是非とも多くの学会員の皆様が、久留米の地を訪れて下さることを心よりお待ち申し上げております。
第18回学術集会 大会長 神田 芳郎 (久留米大学医学部 法医学・人類遺伝学講座 教授)