学術集会参加者の皆様へ
2021年12月7日
日本DNA多型学会第30回学術集会に参加いただき、誠にありがとうございました。
第30回を迎えた学術集会の中で、初めてのオンライン開催ではありましたが、多くの皆様のご参加をいただきました。研究発表の事前動画視聴、学術集会オンラインライブ2日間を無事に終了することができました。また12月13日(月)まで発表動画コンテンツを事後公開しており,皆様の研究情報交換にご活用をいただいていることと拝察しております。皆様のご協力、ご支援に心からお礼申し上げます。
一方で、初めてのオンライン開催の運営にあたりまして、ご参加の皆様にはこれまでとは違った開催方法のため多大なご不便をおかけましたこと、ご容赦いただけますようお願い申し上げます。
最後に、招待講演を賜った広島大学・島田先生、企業セミナーを実施いただきましたサーモフィッシャーサイエンティフィックジャパン株式会社、オンライン展示にご協力いただきましたプロメガ株式会社、株式会社ファスマック、ご支援をいただきました多数の方々、学術集会の準備や運営の協力をいただいた皆様方にも心から御礼申し上げます。
日本DNA多型学会 第30回学術集会 大会長
西堀 正英(広島大学大学院統合生命科学研究科)
第30回大会会場特設サイトの入り口はこちらです。
お知らせ
- 2021.11.30
- 「皆様へのお知らせ」を掲載しました。
- 2021.11.30
- 「抄録集目次プログラム(HP掲載版)」を掲載しました。
- 2021.09.30
- ホームページを公開しました。
日本DNA多型学会第30回学術集会へのお誘い
日本DNA多型学会は1991年、筑波大学法医学の三澤章吾教授(現・名誉教授)のご尽力により「DNA多型研究会」として発足し、1995年には発展的に「DNA多型学会」と改称して現在に至っております。私は、1999年に東京歯科大学が幹事で千葉市文化会館で開催された第8回大会から本学会に参加させていただき,DNA多型情報を利用した分子進化系統学的手法や考え方,さらにはその利活用法を学ばせていただくとともに多くの研究者の先生方と議論をさせていただいて参りました。DNA多型学会が掌握する科学分野およびその技術革新は日進月歩進んでおり、この分野の研究者の集まり議論を深める本学会が果たす役割は大きなものとなっています。2000年以降,ヒト以外の様々な生物のDNA多型を扱う研究者も増え、幅広い分野の研究者が集まるようになってきています。このような状況中で、この度、第30回学術集会を実行委員長として開催できますことを、たいへん光栄に存じております。
第30回学術集会は、令和3年12月3日(金)および4日(土)の2日間にわたり、WEB(オンライン・ZOOM)で開催します。12月4日には広島大学大学院統合生命科学研究科教授の島田昌之先生をお招きし,哺乳類のX精子とY精子との遺伝子発現の違いを発見し,それを応用した画期的な哺乳類の雌雄産み分け技術開発について生殖細胞の多様性を含め講演をお願いしました。一方,1年延期された東京オリンピック開催の年に学術集会は記念すべき30回目を迎えます。また本30回学術集会から若手研究賞候補者は入会後1年以上である条件が緩和され,入会後すぐに対象候補者になれます。ぜひこの機会に若手の皆さんを初め多数の方にご参加いただき、DNA多型研究に携わる研究者の皆様の情報交換の場になればと願っております。
新型コロナウイルス感染症蔓延の状況下であることを鑑みまして学術集会始まって以来のWEB開催で準備を進めています。皆様におかれましてはすでにWEB(オンライン/リモート会議)開催には慣れてこられていらっしゃるとは思います。今回は株式会社コームラのサポートを得て開催いたします。初めてのスタイルでの開催ですが,詳細は、今後、当ホームページおよび日本DNA多型第30回学術集会特設HPに掲載しますので、随時、ご確認をお願いします。
日本DNA多型学会第30回学術集会に多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
日本DNA多型学会 第30回学術集会・大会長
西堀正英(広島大学大学院統合生命科学研究科応用動物生命科学 教授)