日本DNA多型学会 第28回学術集会

公開シンポジウム

DNA多型学会第28回学術集会・公開シンポジウム
絶滅危惧種の保全 ~最新科学が野生動物を救う~

開催趣旨

動物園や水族館は、動物を展示して知識や理解を深めると共に、野生で絶滅に瀕している動物種のノアの箱舟として生息域外の保全に貢献しています。今回、野生動物研究センターと連携して教育研究を推進する京都市動物園において、シンポジウムを開催することになりました。交雑種の識別、過去や未来の個体数予測など、DNA解析から様々な情報が得られます。さらにiPS細胞の技術を保全に役立てる挑戦についても紹介します。最新科学の発表の前後に、飼育動物の見学もしていただけたらと思います。
(企画:伊藤英之、村山美穂)

開催日時

2019年11月27日(水)13:30-16:30

開催会場

京都市動物園 レクチャールーム

参加費

無料(学会参加者以外は動物園の入園料が必要)

申込

不要

シンポジスト

西川 完途 先生(京都大学大学院 地球環境学堂)

  「オオサンショウウオの保全と外来種問題:科学にできること、できないこと」

佐藤 悠 先生(京都大学 野生動物研究センター)

  「ニホンイヌワシの現在・過去・未来」

亀井 謙一郎 先生(京都大学 高等研究院)

  「マイクロ・ナノ工学による生体システム再構築への挑戦」

C)日本DNA多型学会 2019